日本アルコール・アディクション医学会  柳田知司賞は、薬物依存研究の世界的な権威者であり、旧ニコチン・薬物依存研究フォーラムの理事長としてご活躍された柳田知司先生のご功績を顕彰するとともに、この領域での若手研究者の育成を目的として2011年に創設されました。 第1回目は薬物依存関連領域における優れた論文を発表した会員に与えられる論文賞として位置づけられていました。

2018年からは、ニコチン、アルコール、薬物依存、および、行動嗜癖関連研究の発展に大きく貢献し次世代を担う研究者に与えられる最高位賞として位置づけられています。

また、2020年から候補者の年齢制限が引き上げられ、満55歳以下の方となっています。

会員の皆様には、奮って候補者の推薦をお願いいたします。

  1. 応募資格:応募年度の 3 月末 時点で、満 55 歳以下の方
  2. 推薦受付:2024年 5月24日(金)まで推薦書のPDFファイルをメール添付で事務局へお送りください。

     

    推薦書送付先
    〒602-8566 京都市上京区河原町通広小路上る梶井町465
    京都府立医科大学法医学教室内(基礎3階307号)
    日本アルコール・アディクション医学会事務局

    書類はこちらからダウンロードできます

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  3. 審査結果は、7月下旬にお知らせいたします。受賞された方には、賞状及び賞金15万円と記念品が贈られます。プログラム・抄録集への掲載のほか、学術総会での受賞講演、ならびに、懇親会での授賞式がございます。

柳田知司賞 受賞者

第13回(2023年)
神田 秀幸(岡山大学学術研究院 医歯薬学領域公衆衛生学分野)
第12回(2022年)
西谷 陽子(熊本大学大学院 生命科学研究部法医学講座)
第11回(2021年)
新田 淳美(富山大学 学術研究部薬学・和漢系薬物治療学研究室)
第10回(2020年)
池嶋 健一(順天堂大学大学院 医学研究科消化器内科)
第9回(2019年)
高橋 英彦(東京医科歯科大学大学院医歯薬総合研究科精神行動医科学)
第8回(2018年)
溝口 博之(名古屋大学環境医学研究所次世代創薬研究センター)
第7回(2017年)
松本 俊彦(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 薬物依存研究部)
第6回(2016年)
中村 幸志(北海道大学大学院医学研究科社会医学講座公衆衛生学分野)
第5回(2015年)
永井 拓 (名古屋大学大学院医学系研究科医療薬学・付属病院薬剤部)
第4回(2014年)
池田 和隆(東京都医学総合研究所)
第3回(2013年)
森 友久 (星薬科大学薬品毒性学教室)
第2回(2012年)
該当なし
第1回(2011年)
高野 裕治(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)

第1回はニコチン・薬物依存フォーラムとして表彰

(所属は当時)