39巻(2004年)


特 集 第38回日本アルコール・薬物医学会総会 メインシンポジウム(市民公開講座2)「国際保健からみた薬物乱用の現況とわが国の対応」

住民調査及び中学生調査からみた現状
和田 清, 菊池 安希子, 中野 良吾, 尾崎 茂
39 (1), 28-34, 2004-02-28
精神病院からみた現状
尾崎 茂
39 (1), 35-40, 2004-02-28
入所非行児の薬物乱用の実態
庄司 正実, 妹尾 栄一, 富田 拓, 有園 博子
39 (1), 41-45, 2004-02-28
救命救急センターからみた現状 −生物学的方法を用いた薬物乱用の実態調査−
平林直次、行岡哲男
39 (1), 46-50, 2004-02-28

総 説

アルコール性肝障害における性差の検討
榎本 信行, 竹井 謙之, 山科 俊平, 池嶋 健一, 鈴木 聡子, 北村 庸雄, 佐藤 信紘
39 (3), 163-167, 2004-06-28
エタノールによる脳内神経回路網改変の可能性 −エタノールの神経細胞の新生および生存に与える影響−
山本 恵, 鵜飼 渉, 館濃 勝, 齋藤 利和
39 (1), 51-60, 2004-02-28

原 著

わが国のアルコール性肝障害の現状についての検討
堀江 義則, 石井 裕正, 日比 紀文
39 (6), 505-510, 2004-12-28
アルコール依存症治療の1年予後に関連する患者・家族の基本属性と心理社会的要因の研究
西川 京子
39 (6), 511-536, 2004-12-28
薬物依存症者自助回復尺度“DASH-scale”の開発
嶋根 卓也, 三砂 ちづる
39 (6), 537-547, 2004-12-28
退院前インターベンション法(BDIM) 3.アンケートへの患者の記述回答を 中心に
猪野 亜朗, 林 竜也, 山城 一訓, 岸本 年史
39 (5), 461-473, 2004-10-28
タイ国覚醒剤依存症者毛髪中メタンフェタミン、アンフェタミンのGC/MSに よる分析
安藤 絵美, 林田 真喜子, 仁平 信, 山田 丈士, 大野 曜吉
39 (3), 168-179, 2004-06-28
地域の多量飲酒者の実態と今後の課題
熊谷 幸恵, 森岡 郁晴, 由良 早苗, 久冨 暢子
39 (3), 180-188, 2004-06-28
全国代表標本による日本人の飲酒実態とアルコール関連問題 −健康日本21の実効性を目指して−
清水 新二, 金 東洙, 廣田 真理
39 (3), 189-206, 2004-06-28
酸化ストレスマーカー血漿8-isoprostaneのレベルと飲酒習慣との関連
北野 壮一, 久富 寿, 日比 望, 川野 克己, 原田 勝二
39 (2), 105-117, 2004-04-28
薬物依存症者の回復におけるダルク利用の有効性
近藤 千春, 幸田 実, 柴田 興彦, 和田 清
39 (2), 118-135, 2004-04-28
急性アルコール中毒診療に必要な経過観察時間とそれに影響する要因についての検討
岡本 博照, 牛田 進一郎, 石松 伸一, 照屋 浩司, 角田 透
39 (2), 136-144, 2004-04-28
退院前インターベンション法(BDIM) 1.構造化したプロセス
猪野 亜朗
39 (1), 61-77, 2004-02-28
退院前インターベンション法(BDIM) 2.統計的分析
猪野 亜朗
39 (1), 78-88, 2004-02-28

短 報

ラット上腸管膜動脈における血管作動性神経を介した収縮反応に及ぼすエタノールの影響
工藤 利彩, 羽竹 勝彦
39 (2), 145-149, 2004-04-28

症 例

多彩な精神・神経症状を示した大人になったFAS(胎児性アルコール症候群)の症例
鈴木 健二
39 (5), 474-481, 2004-10-28
Pentazocine依存に認知療法的アプローチが有効であった1症例
渡邉 明, 土田 英人, 北林 百合之介, 谷 直介, 山下 達久, 福居 顯二
39 (5), 482-487, 2004-10-28

報 告

第39回日本アルコール・薬物医学会総会学会記
吉本 寛司
39 (5), 488-489, 2004-10-28

書 評

内科医・産業医・関連スタッフのためのアルコール依存症とその予備軍 どうする!?問題解決へ向けての「処方箋」
谷 直介
39 (5), 490-, 2004-10-28